胃、大腸カメラの検査もノンストレスの時代へ!
みなさん胃、大腸カメラの検査受けたことありますか?
胃、大腸カメラは、辛い、苦しくて胃、大腸カメラ検査から逃げている…とよく聞きます。
先日友人が胃カメラを受けてきて、鼻からの検査ができなくて、口から入れてもらったが辛かった泣…と話していました。(健康の話が多くなってくるアラフォー世代)
かく言うわたしもこの検査が苦手でして、何が嫌かって胃カメラはもちろん、とくに大腸カメラ検査の下剤がもうとにかく辛くて辛くて…
そんな苦しい辛いが軽減された検査があるとしたら?
検査をしなくて済むならそれに越したことはありませんが、今回必要に駆られ、楽に検査が受けらるクリニックはないかと必死でインターネット検索検索検索調べました…そして見つけました。
2L下剤を飲まずに行える大腸カメラ検査
2L下剤を飲まずに行える大腸カメラ検査
医療の進化は素晴らしい泣
今回検査を受けて100%ノンストレスかというとそうではないのですが、ほぼ90%近いノンストレスでした。(理由は下記へ、これは主に私自身の問題と主観です)
今後はこちらでお世話になろうとおもっています。
今まで胃、大腸カメラ検査、辛くて、嫌でという方の参考になればとおもいます。
健康診断を受けた近所のクリニックで、紹介された大腸カメラ検査を受けることができる病院では、下剤は必須。通っていた大学病院もしかり(下剤を飲まない検査をしてくれるクリニックは増えてきているようですが、下剤が必要な大腸カメラ検査が主流なようです)
私は今まで3種類の下剤を経験してきました。
2Lモビプレップ(液剤)…2Lを2時間で飲み切る
200mlマグコロールP(液剤)…200㎖一気に飲みます
ビジクリア(錠剤)…取り出した5錠を15分以内に水またはお茶で飲む(これを1セット)、合計50錠(合計で10セット)を飲み切る
個人的にはモビ>マグコロール>ビジクリア
とくに2Lモビプレップを2時間で飲むなんて…、味変も可能なのですが…開発者の方に大変申し訳ないのですが美味しくない…泣
どれもとにかく辛すぎる…泣
ビジクリアを2回経験し、もう無理だと心が折れました
2L下剤を飲まずに行える大腸カメラ検査 予約~検査前日
今回東京の神田駅前にあるクリニックを受診。
まずこちらの2L下剤を飲まずに行える大腸カメラ検査をインターネットで予約。
検査前の看護師によるTELでの問診、大腸カメラの検査の予約を取りました。
数日後、クリニックからの看護師によるTELでの問診がありました。
TELでの問診で、大腸カメラの検査にあたり、便秘がある方は、大腸カメラの検査前に医師による前診察が必要とのことで、診察の予約を取ってもらいました。
今回診察、大腸カメラの為2回クリニックに行く必要がありました。
前診察では便秘解消のための薬の処方と当日、当日までの検査の流れを説明してもらいました。時間は約1時間程度。
とてもきれいなクリニックで、検査の説明は個室で看護師さんが丁寧に説明してくれました。
医師による診察を終え、支払いへ。
支払いは精算機。(カード払いか現金か選べました)
その後処方箋を出してもらいに薬局へ。
大腸カメラ検査までの間、便秘解消のため整腸剤などの薬(錠剤2種類/毎食各1錠×2週間/こちらは体調により自身で調節可能)と、大腸カメラ検査3日前から前日までに飲む薬(粉2包×寝る前×3日間)、そして前日に飲む下剤(錠剤3つ)を処方してもらいました。
この便秘解消のため整腸剤などの薬(錠剤2種類/毎食各1錠×2週間/体調により自身で調節可能)ですが、前日に飲むと午前中に下剤の作用が効き始めるので、通勤、仕事の方は調整が必要かとおもいました。これがわたしの10%ストレスの原因でした。
ただ下剤により若干の不快感はあるものの、通常の2L下剤などを服用するよりまったく問題になりません。2L下剤に比べたら天と地程の差があります。
前日の食事に関して制限があり、クリニックから専用食も購入できますが(これはどこの大腸カメラ検査でも一緒です)、わたしはいつも食パン、バナナ、おかゆで過ごすので購入はしませんでした。
夕食は21時までに、なおかついつもの食事の半量程度で済まします。(水分はお水やお茶、スポーツドンクは飲んでも大丈夫でした。飲んでも良い水分は指定があるので確認が必要です)
食事に関して、大腸に便が残っている場合、当日追い下剤が必要となりそれを避けるため、わたしはいつも3日前くらいから消化の良い食事を摂るようにしています。
検査の当日~胃カメラから下剤注入~大腸カメラがはじまるまで
当日の予約は平日AM11時。10時45分までに来院。
当日の食事はできませんが、水やお茶は飲んでも大丈夫でした。
当日受付のある待合室には、自身以外に2人ほど待っている人がいました。
こちらは受付時に番号札を受け取り、あとはその番号で呼ばれます。
- 受付~検査前に血圧測定
- 受付待合所で20分ほど待ち、その後コインロッカーに案内され検査着、下着(おむつ)、スリッパ(検査着400円~500円は有料ですが、持ち込みもできるようです)に着替え、個室に案内されます。コインロッカーに鍵をかけ、個室で待機。個室はテレビや説明書などがあり、冷房が寒いかもとブランケットも用意してくれました。
- 個室内で看護師により、血液検査と麻酔入れるための処置
- しばらく個室で待ったあと(待ち時間20分ほど)、胃から下剤を注入の処置に呼ばれました。
- 処置室で名前生年月日確認、医師から説明を聞きます。胃の大きさは人それぞれなので、できるだけ検査が楽になるように、無理のないように様子を見ながら下剤入れていきますねと伝えてくれました。ただ、もしかしたら追い下剤が必要になるかもしれない旨も確認されました。(下剤が苦手と事前に伝えています)
- 処置ベットに横になり、看護師より「麻酔がはいります、胃カメラをするためのマウスピースを噛んでください」と言われ…気が付いたときには処置室の前にあるカーテンで仕切れらた場所(カーテンで個別に仕切られています)に、処置ベットのまま移動されていました。。ここまで痛い、辛い、苦しい一切ありません。
- 6のカーテンで仕切られた個室で麻酔がある程度切れるまでしばらく待機。看護師より首にナースコールがかけられ「何かあればナースコールを押して看護師読んでください。」と説明されます。
- 麻酔の効果が少し切れ、立てるようになったら、看護師さんを呼び、テレビのある個室に戻ります。
- 個室では水分 500㎖の水、お茶、他ペットボトルを選び飲み切ってくださいと言われました。ここで水分摂取が辛い場合、水飲む代わりに点滴でも大丈夫ですよと声をかけていただき、麻酔を入れていた箇所から点滴をいれてもらいました。
- 何度かトイレに行き、大腸がきれいになったことを看護師に確認してもらい、大腸検査へ。追い下剤免れました。
個室は一人用のソファ/テレビ.リモコン/時計/アルコール/ティッシュ/検査の説明書などがあり、携帯も持ち込めました。
トイレは個室トイレがいくつかあり、女性専用もありました。トイレも綺麗で清潔でした(ここ割と私の中で重要)。トイレから看護師を呼ぶ必要があるため、隣のトイレから患者さんの声も聞こえますが、トイレから個室まで患者さんと鉢合わせはしませんでした。たまたまかな?
大腸カメラ検査
- 大腸がきれいになったところで、ロッカーへ行き、検査着はそのままに、オムツから検査用下着に履き替え、再度個室で待った後大腸カメラ検査に呼ばれます。
- 処置室で名前生年月日確認。処置ベットに横になり、看護師より「麻酔がはいります」と言われ、意識を手放します。大腸カメラ折り返し部分で、声をかけられ意識を戻し、大腸カメラを画面で見ながら医師の説明を聞きます。(大腸カメラ時は、カメラ折り返し時見るか見ないか選べます。)
- 検査終了
- 処置室の前にあるカーテンで仕切れらた場所(カーテンで個別に仕切られています)に、処置ベットのまま移動し、(意識はありますが、ふらふらしてます)麻酔が落ち着くまで、休みます。
- 麻酔が落ち着いたら、ロッカーへ行き着替えをすまし、ガラス仕切りのあるテーブル椅子へ案内され、検査後の注意事項と、お茶とお菓子を出していただきました。(空腹なのでお菓子嬉しい。)
- 検査後の検査結果の予約(2週間以降)をし、清算(精算機)して終了となります。
胃、大腸カメラの検査費用
今回受けた胃、大腸カメラの検査費用ですが、
胃ピロリ菌検査や大腸組織検査含め、検査費用は約34000円ほどでした。
検査内容により、検査費用は違うと思いますので、クリニックにてご確認ください。
大学病院の下剤を飲む大腸カメラ検査は4~5年ほど前で約12000円くらいでしたので、比べると高額にはなりますが、1日で胃と大腸の検査+2Lの下剤などが不要(便秘な方は前診察、整腸剤の錠剤などが必要(※上記に記入あり)、また麻酔により辛いや苦しいがなかったため、個人的にはメリットのほうが大きくこの金額を出すだけの価値はありました。(長年下剤に苦しめられていたので余計に…)
他前検診、処方箋薬費用は別途です。
まとめ
久しぶりの検査で緊張したものの、看護師、医師も皆さん丁寧に対応してくれましたし、検査に関しては、もっと早く知りたかったとおもうくらい、辛い、苦痛といったものはまったくありませんでした。
メリット
- 下剤を飲まない
- 同日に胃、大腸カメラの検査ができる
- 痛い、辛いなど苦痛を一切感じない
デメリット
- 便秘だと検査前の診察が必要
- 検査は1日がかり(わたしの場合大体10:45~16:30)
- 金額が下剤を飲む検査に比べると高い
- 予約が混んでいる(わたしが予約を取ったときは、1カ月くらい先の予約でした)
わたしはデメリットが気にならないくらい、メリットのほうが大きいと感じました。
今回検査を受けたクリニックでなら、安心して定期的に検査ができそうです。
検査は辛いものではなく、楽に受けられるような時代へ。
この下剤を飲まない検査に関しては、麻酔をするため麻酔をしたまま何かがあったら怖いと…賛否両論もあるかと思います。
下剤を飲まない検査、この病院やこの検査がおすすめ!といったことではなく(あくまで主観であり、病院、検査のPRでは一切ありません)、検査がつらく苦痛で、でも検査をしなきゃいけないとお考えのどなたかへ、こういった検査もあるのだと選択肢のひとつとして、読んでいただけたらいいなとおっております。